エコパーク水俣 バラ園

バラの育て方(大苗・鉢苗・新苗)

このページでは、バラの育て方について解説しています。

大苗の育て方

大苗とは、プロが1年かけて育てあげた充実した苗木です。
翌年の春から咲かせても良い状態に仕上がっています。
接ぎ木部分もしっかりとつながり、取り扱いやすいのが特徴です。

植え付け(鉢に植える)

A:大苗の接ぎ木は出す。
B:培養土。
C:元肥専用肥料の混用できる。
D:鉢は6~8号鉢以上(ミニは5~6、つるバラは10号以上)
E:鉢底石は12号以上から使う
F:鉢底ネット
G:ボットフィート
H:支柱を立てて根付をサポートする。

植え付け(庭に植える)

A:大苗の接ぎ口は出す(寒冷地では、土やマルチで接ぎ口部分を覆う)
B:水をたっぷりしみ込ませる
C:水が引いたら埋め戻す
D:庭土に元肥専用肥料は混用できる(その場合、Fは牛ふん/馬ふん堆肥5ℓのみ)
E:Fと離す
F:牛ふん/馬ふん堆肥5ℓ、油粕500mℓ、ぼかし肥1カップと庭土を混ぜる
G:支柱を立てて根付をサポートする

大苗のお手入れカレンダー

鉢苗の育て方

鉢苗とは、秋冬に大苗を鉢に植えたもの、もしくは春の新苗を鉢に上げて秋以降まで育て上げたものです。
しっかり植え込んだ苗なので初心者にも安心して育てられます。

植え付け(庭に植える)

A:支柱で固定する
B:接ぎ木テープがあれば除く
B-1:接ぎ木は地際に(寒冷地では接ぎ木より6~8cm深く埋める)
C:水をたっぷりしみ込ませる(20~30ℓ)
D:少し土をとっておき、土手を作ると水がしっかりしみ込む。水が引いたら埋め戻す。
E:庭土(元肥専用肥料は庭土に混用できる)11~2月の冬期はたい肥を混ぜても良い。
F:冬期以外はGとねが直接触れないする
G:庭土+元肥+たい肥を良く混ぜたもの

植え付け(鉢に植える)

A:接ぎ木テープがあれば除く。
※接ぎ木部分は地表から出るようにするが、10号以上の初ならば接ぎ口は地際に。
B:元肥専用肥料のみ用土も混ぜる事ができる
C:8号鉢以上(ミニバラ5号以上、つるバラ10号以上)
D:鉢底網があれば鉢底地は12号まで必要ない
E:鉢底石は12号まで必要ない
F:鉢底が平らな鉢は水はけが悪いので、ポットフィートを使う

鉢苗のお手入れカレンダー

新苗の取り扱い注意点

新苗は接ぎ木をしたばかりの苗です。接ぎ目から外れることがあるので丁寧に扱ってください。
また水枯に注意してください。花は夏まで開花前に切り取ります。

新苗の育て方

新苗を丈夫に育てるポイント

・早めにポットから鉢や花壇に植え込み花を切り取ること
・水枯れをさせないこと
・支柱を立て技を支え株元が動かないこと
・秋まで鉢で管理をして庭に植えると苗の生育が良い、ただし鉢の水かけと肥料は十分に与える事

以上の事ができるとあなたもバラのグリーサム(上級者)になるでしょう。

新苗のお手入れカレンダー

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