皆さんこんにちは^^
みなまったりWeb担当ヤマさんです!
今回は、毎年恒例の『デコポン(不知火)ちぎり』に行ってきました。
このデコポンという品種は、水俣市の特産品でもあります。
地元の人なら分かる事ですが、『デコポン』『不知火(しらぬい)』って何で言い方が違うの?
と疑問に思う方もいるかもしれませんので、簡単に説明しますね!
デコポンと不知火の違い
すご~く簡単に言うと、JA(農業協同組合)を通して出荷された物が『デコポン』となり、それ以外が『不知火』となるよ!というのが一番わかりやすいかと思います。
こちらの『水俣市の特産品』のページも紹介していますが、JAが指定する糖度の基準をクリアしたものがデコポンという商標を名乗る事ができるわけです。
正月太り解消のためにいざ山へ!
年末から年始にかけて、たくさん食べてたくさん飲んだので体が重たくなってしまいました・・・
というわけで、毎年三が日が過ぎたくらいでデコポンちぎりを我が家では行うので、たるんだ体に鞭を打つ良いきっかけとなります(泣)
にしても、デコポンちぎりってすごくめんどくさいんですよね。
デコポンの魅力である『ぼこっ』としてる所に傷がつかない様、ちぎっては並べてを繰り返すわけです。
本来なら、小さいかごでちぎってきたものを、コンテナにドバーっとこぼせば良いものを、この一手間のせいで時間がかかります。
ただね!!
今回は協力な助っ人が参戦してくれております。
その名も・・・ばぁちゃん
もともと、うちのみかんは僕の祖父母から始まったので初代みかん農家のばぁちゃんが今回は参戦してくれました。
とは言っても、現在89歳!!
今となっては、免許も返納し普段から運動する事もないので心配な所がありましたが、
普段テレビを見ながら猫と遊んでるだけだから、たまには山の様子を見に行きたいと。
たださすがに、足腰も弱って、歩くのが遅いし、現地合流は危ないと思ったので、僕が支えながら一緒に山に向かいました♪
僕がまだ小さい頃の構図と逆転している感じが感慨深いものです。
そんなこんなで、ばぁちゃんも一緒にみかんちぎりしてお昼休憩!!
山で食べるごはんってなんでこんな美味しいんだろう・・・
これ毎回思うのですが、しっかり体を動かして、大自然の中で食べるお弁当は最高です^^
そうそう、この写真の手前に移っている『みかん用モノレール』ですが、なんと40年前から同じものを使っています。
なので、寒かったり、ちょっと無理させるとエンジンのかかりが悪いのですが、今回もしっかり頑張って仕事してくれました。
これが無いと本当に斜度40°くらいの坂道をコンテナを持ったまま移動しないと行けないので無理です(笑)
面白いデコポンもあるよ
普段売り場にならんでいるのは、キレイなデコポンですが、やっぱり自然なのでいろんな形の物があります。
この写真の様に見た目は面白くても、結局味は同じなんです。
だから、いつかこういう本来売り物にならないみかんも、何かしらで販売できる方法が作れたらなと思います!!
デコポンちぎりはケガします
最後になりますが、デコポンの枝にはトゲがたくさんあって、長袖を着てようが手袋をしてようが、容赦なくぶっささります。
デコポンちぎりの最中は、痛っ!くらいで気にしないのですが、帰ってお風呂に入る時が地獄です(笑)
そして、治りかけの時にめちゃくちゃかゆい!!
まぁ、とりあえず今年も無事に終わったので一安心です。
【おまけ】寝ぐせがなかったら良い感じの写真
山に行くのにわざわざ髪の毛セットしませんからね・・・笑
というわけで、普段はWebのお仕事のヤマさんの、休日みかん農家のお話でした^^